明光義塾 VS 他塾 > 講師の質

明光義塾のようなフランチャイズの個別指導塾が増加する理由について、経営者側のメリットから考えてみよう。

まず、集団授業(一斉授業)と比べると、講師の確保が容易であることが挙げられる。個別指導の場合は、一度に数十人の生徒を指導する集団授業と比べ、指導技術は特に必要ないとされる。集団授業は、教える単元の習熟度だけでなく、話術や人間的な魅力なども要求される。そのため、教壇に立つまでは一定期間の研修を設けたり、検定試験を行う塾もある。

一方、個別指導の場合は、集団授業ほどのスキルも必要なく、指導マニュアルがあれば、研修はあまり必要ない。経営者からすれば、研修が少ない分運営コストがかからないわけであるし、学生側からしても手軽なバイトとしても人気がある。

仕事が簡単 → バイトとして人気 → 採用コストが安くすむ
研修の必要がない → 運営コストが安くすむ

といった両者にとってメリットがあるシステムなのである。

そうなると、問題は「講師の質」である。

もうおわかりだと思うが、全体的なレベルは集団授業よりかは低いといえる。これは、質が悪いという意味ではなく、研修などが充実していない分、先生個人の力量に頼ることになる。つまり、当たりはずれがあると考えるべきであろう。

こういった状況から、最近では研修に力を入れた個別指導塾なども増えてきているのも事実だ。いずれにせよ個別指導塾に通わす保護者にとっては、いかに生徒にあった講師を見つけるかが大切となる。

2008.3.20 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080320/trd0803200952003-n1.htm
これまで参考程度にしか見られなかったアルバイトでの経験をキャリアとして評価する動きが出ている。経験や能力に応じて採用時にお金をもらえたり、希望の時給を自ら提示できたりする求人サイトも登場。即戦力のアルバイトを採用しようと、「適材」がなかなか見つからないサービス業界などが積極的に活用している。(海老沢類)

塾が「接客」優遇

「ストレス耐性のある体育会経験者は時給20円アップ」(アウトドアグッズ販売)、「責任感に期待して1年半以上の継続勤務経験者には支援金2000円アップ」(居酒屋スタッフ)...。昨年12月にオープンした求人サイト「フロム・エーキャリア」を見てみると、掲載された約2500件の求人すべてに何らかの優遇条件が明記されているのがわかる。

優遇条件にある「支援金」とは採用時に就職者に支払われる「ステップアップ支援金」(首都圏は9000円程度から)のこと。サイトは成果報酬型で求人の掲載は無料だが、採用決定時に求人広告を出した企業は運営会社に報酬を払う。その一部が「支援金」として就職者に支給されるのだ。

ユニークなのは、経験次第で支援金や時給のアップを期待できることだ。

個別指導学習塾を全国展開する明光ネットワークジャパン(東京)が優遇するのは「ホテル勤務経験」。神奈川や千葉などの48教室限定だが、サイトを利用して採用が決まれば支援金を1000円上乗せする。

明光義塾本部直営事業部は「学習塾間の競争が激化する中、保護者や生徒への応対は、差別化のための重要な要素。ホテル勤務経験者なら研修を受けなくても基本的な接客マナーを実践できる」と説明する。

サイトを運営するフロムエーキャリア(東京)の伊庭(いば)正康社長は「正社員並みの仕事を担うアルバイトが多いのに、職場が変われば待遇面ではゼロからスタートするのが一般的。美容師、薬剤師、調理師といった資格に限らず、目には見えにくいアルバイト経験が正当に評価されるようになれば若者の就業意欲も高まるはず」と話す。

時給アップにまで踏み込む企業はまだ10社程度だが、将来的には求人全体の2、3割にまで広げたいという。